いくら地の利がいい(他の都立中と競合しにくい)と言いましても、立川国際中はきっと近々作文以外でも独自問題校化するはず。楽しみにしています。またケイセル君に会いたい!
初稿 2017/7/21 二訂 2017/9/24 三訂 2018/9/17
 
 都立立川国際中 入試問題 勝手に目次
  
1 立川国際中 2008(H20)
    エラストテネスの世界地図/ハイサーグラフ?/北斗七星の見え方/2つの砂時計で時間を計る。
2 立川国際中 2009(H21)
    2050年の日本の総人口グラフを書く。
3 立川国際中 2010(H22)
    朗読劇−4羽目の子すずめも公園に向かって飛んだ!/反射ゲームを分析する!
4 立川国際中 2011(H23)
    エンゲル係数/良い土とは・土の化学性と物理性/ハムとベーコンの差
5 立川国際中 2012(H24)
    たこの目はすごい!/日本の林業。あれ?輸出している木材がある?
6 立川国際中 2013(H25)
    数字根て何ですか?/留学生と交流会をする際の工夫/ 平凡
7 立川国際中 2014(H26)
   11の倍数の見分け方/1年間の世界全体の総輸出額と総輸入額は同じではない!
     
 エラストテネスの地図/ハイサーグラフ/北斗七星の見え方/2つの砂時計で時間を計る。 
2017・11・3(金)
 適性検査2   9問あります。
 1  
 問1 会話中の「そういえば、わたしはこの前みすずさんとわたしの弟に百人一首のカルタの遊び方を教えました。」という言い方では、いくつかの受け取り方ができます。伝えたかった内容と理解した内容をそれぞれ説明しなさい、という問題。
 問3 資料1でエラストテネスの世界地図をもとにした約2200年前の世界地図を紹介。資料2は現在の世界地図。質問は、資料1から、エラストテネスのもとにはどの地域の情報が多く集まったと考えられるか。そう考えた理由も書く。そこで地図を見るとエラストテネスの世界地図は、地中海は今の世界地図とほとんど同じ。その外縁部はやや大げさにかかれ始め、ブリテン島(現イギリス)の北、アラビア半島の東側、黒海がそれぞれかなり大きめ。カスピ海らしい海あたりが判明する限度。後はぼうぼうとした周辺図。書かなければいけないことはこの確認で決まります。 
 問4 「1年間を通じた気温と降水量の移り変わりを輪のような形で表したグラフ(ハイサーグラフ(別名:クライモグラフ)というそう。高校地理で習う)」の説明をし、このグラフは、おおよその形から、その気候の特徴を理解するために使われている、と説明。
   今調べて知ったのですが、このハイサーグラフ、インターネットでは大学受験のセンター試験対策の暗記の対象でしかない邪険な扱い。当方、とてもおもしろいので別なところでも紹介したぐらいなのですが、「無知から来る情けなさ」だったのかもしれませんね。ですが、このグラフ、特徴が鮮明でいいですよ!
    で、パリとキャンベラを比べて気温と降水量について気付いたことを書く。この形式自体、センター試験風のようです。ですが、いいじゃないですか!つまりパリとキャンベラは気温と降水量の年間推移が似ているということを言えば良いのですね。
 問5 東京のグラフはパリとキャンベラのグラフと比べると右に傾いて見える。東京のグラフのおおよその形からわかることを書く。気温が高いと降水量が多く、気温が低いと降水量が少ないのですね。
 2  
 問1 北斗七星は地球からどのくらい離れているかという質問から入る。どの星も地球から見るととなりに並んでいるように見えるが、実際はずいぶん離れている。
 図3では2つの星は並んでいるのだが、Aの方向から見たときとBの方向から見たときではちがった見え方をしている。ではCの方向からはどのように見えるか。
 問2 問1の問題の延長問題。4つの直線で結んだ星(というか、「点」)をCの方向から見た図を1つ書く。ということは解答は複数です。何と6つあります。かなり面倒。
 問3 パズル。二つの砂時計(5分計と9分計)を上手に使いわけて13分を考える。さらに
 問4 3分計と8分計、4分計と9分計のどちらか一方の組み合わせを使ってはじめから10分を計るにはどうすれば良いか。
  面倒です。どうにもおもしろくない問題ですよ。
 2050年の日本の総人口グラフを書く。
2017・6・14(水)
 適性検査2   8問あります。
 1   総・社・算 
 問4  総合・算・社会 2050年の日本の人口割合のグラフを資料から答案に書き、1930年、2005年、2050年の日本の人口割合の3つのグラフの「形のちがい」から分かることを1つ書く。私立中入試問題で生徒さんたちはすでに塾等で予行演習したことのある問題です。富士山型だ、たこつぼ型だというようなあだ名は書かない方がいいと思います。できあがった図の特徴を素直に書く方がいい。暗記を課す試験ではないからです。
   
 読劇−4羽目の子すずめも公園に向かって飛んだ!/反射ゲームを分析する!
2017・1・25(水)
 適性検査2   8問あります。
 1   朗読劇の話し合いを記録した文章から、舞台をイメージする問題。  
 問1  総合 国語読解 舞台の立ち位置を推測する問題。生徒さんの読解力次第で意外なほど差が付くおもしろい問題です。ただし、合格する生徒さんはまちがえません。ですから、逆に考えましょう。この問題がイメージ出来ない生徒さんはもっとおちついて文章を読もう!ということかなー・・・平凡すぎる結論ですが、思い当たる生徒さんがけっこういるでしょ?
 問3  社会 平成9年から平成19年までの 魚と肉を食べる量を調べたグラフを読み解く。
 
 資料1から、日本人の魚介類と肉類の一人一日摂取量がそれまでは魚介類の方が多かったのが、平成18年に肉の方が多くなっていることが読み取れる。資料2の平成9年と19年のみを抽出し、変化を年齢別にさらに細かく調べたグラフからはどの年齢で変化が顕著かが読み取れる。
 この資料2は見れば見るほど興味深く、資料からさらに先まで推測が進みます。当方、質問と関係なく、縦横を合計し、当然とは言え、肉類・魚介類の合計量のトップは15歳から19歳のグループ。以下、20歳から29歳、そのあとが意外にも50歳から59歳とでるなど楽しんでしまいました。まだびっくりはありましたよ。この資料は出所が水産庁なのです。今日の漁業の危機を思うと、なぜだか知れませんが、焦りにも似た気持ちがわき上がってきました。
 2   反射ゲームを分析する。偶数か奇数かを判断する。
 問1・2  算 鏡を利用した光の進路の問題で、かつてから出題されています。こういう問題は今の生徒さんは得意中の得意ですよね。ゲームですから。
 問3・4  算 パズル問題です。偶数か奇数かは最初に5枚が1、3、5が奇数で2,4が偶数ですから問3の解は前のひろしやあきこが偶数ならそれで決まりますが、そうではないのですから、偶・奇、奇・偶、奇・奇の3通りの解が考えられます。同じく、あきこからすると、前のひろしの数字は見えていますので、「分かる」と答えられるのは、偶・奇の場合のみになりますね。問4はジョンとあきこの答えをきいているのでひろしはあきこの解答の段階で自分が偶数でないとあきこが2通りの可能性がでてしまうことから偶数だとわかったはず。
 エンゲル係数/良い土とは・土の化学性と物理性/ハムとベーコンの差 2016・11・13(水)
2016・11・13(水)
 適性検査2   10問あります。
 1  
 問1・2・3  総合 連想ゲーム。ヒントとして、「果物」・「海水浴」で問題カードに書かれている言葉を解答者が紙に書く。解答者、かずおとようこは「すいか」。ケイセルは「マンゴー」。ここから国による文化の違いの話になっていきます。いかにも立川「国際」中の問題ですね。
 2   家庭でのお金の使い方。エンゲル係数の計算。
 問1  社・算 家庭でのお金の使い方。エンゲル係数の計算。2000年、2004年、2008年、でのエンゲル係数を計算する問題。定番の少数割り算。それぞれの求めた数をつかって分かることを書く。ちょっとビックリしたのは2000,2004、2008と使ったお金の総額が下がっていること。そして、エンゲル係数を出してみるとこの間、23.3%、23.1%、23.2%と変化なかったこと。大人として、この数字には身が引き締まりました。
   問2  社・総合  平成17年、18年、19年のハムとベーコンの月ごとの売れ行きの変化のグラフ。2つの移り変わりを見て、その関係について気づいたことを書く問題。7月と12月にハムがよく売れていて、その次ぎの8月と1月にベーコンが売れていない。書くのはここまでですが、ベーコンはお中元、お歳暮には送らないが、ハムはベーコンの代わりをするのかー、なるほどなーでした。  
 問3  社・総合  2006年に日本、アメリカ、イタリア、スペインの4カ国で1年間に使ったお金の内訳とその割合。を調べた帯グラフ。この3カ国から1つの国を選び、日本と違いの目立つ項目を2つあげてその特徴を書く。アメリカの保険・医療、イタリアの被服・家具、スペインの外食・宿泊費のそれぞれの多さが本当におもしろかったです。
   
 3   植物と土−良い土とは何かを考える問題。何と、冒頭で、「マイナスの荷電の大きい土は植物を育てるのに良い土だ」といきなり宣言しています。栄養素が電気的にプラスの性質があるのでマイナスの土だと栄養素を保持する能力が高くなるのだそう。こりゃーおもしろくなりそうだ!    良い問題
 問1  理・算 土の化学性の問題 マイナスが12個→12個の塩基(えんき)を持つ土の粒子。図の2でカリウムイオン、ナトリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオンのそれぞれと塩基の結びつき方を図示。
 問2  理・算 土の物理性の問題  土が水分や酸素を供給する性質を取り上げる。実験した結果が、1Lに対して測定結果が100ml〜200mlの範囲なら通気性と保水性は良い。問題2は626mlのときの73mlという結果はバランスが良いか良くないかを計算で求める。1000:100〜200=626:(□〜□)ちょっと計算すると□は62.6〜125.6とわかるので73mlはバランスが良いとすぐわかる。
 
 4   的当てゲーム ふつうに良い問題
 問1  算 1引き分けはおかしいのでまず引き分けは偶数回になるから、引き分けで1か3か5増える。次ぎに勝ちが7試合、負けが10試合だから、勝ちはまず3試合の可能性。以下、勝ち負けをどちらも1ずつ増やせばその次の可能性が出てくる。これでどれか一セットは答えがでるはず。
 問2  算 971点の1点は少なくとも1点を1回は取っているということ。または次ぎに6回でも5点と合わせれば11点なので可能性あり。500と100と50点の合計で650点。971−650=321点。あとはあわてなければ1つは答えが見つかる。
     
 たこの目はすごい!/日本の林業。あれ?輸出している木材がある?
2017・4・12(水)
 適性検査2  
 2   (国際森林年、日本の林業の問題)では →1は算数・2・3は算数と社会のあわさった問題ですね。簡単です。
 問1 社・算 都立中問題の社会と算数がからむ問題はほぼ100%、小数の掛け算、割り算です。さらに割り算ではほぼ100%四捨五入をするのです。鍛えるのは小数計算の正確さとスピードです。理数系を標榜する小石川中に至っては、こんなのが45分で17題ですよ!ここが私立中学受験との決定的な違いその1です。
 適性問題の立脚点の一つ。問題から見えてくる都立中がしようとしてしていることは大げさに言えば「概略を把握する」、そして「判断する!」というリーダー養成なのですね。リーダーは数字はまるめて判断すればいいのです。常に概算し、全体を把握しようとするのが資質。当方、「神(真実)は細部に宿る」という言葉が大好きなのですが、適性テストは全体把握が重要なのです。リーダー養成!都税の使い道がそれでいいのか?と私は思うたちなので困ります。じっくり解く生徒さんは受からないのです。ここは異議あり!です。ごまめの歯ぎしりですが書きます。
   
 3   (たこの目の作りの問題)では →1・2とも利用するのは「理屈」。まあ算数の線対称の一種ですね。
 問2 理(算) 5分でできます。たて横数字をメモしていけば簡単。それにしてもたこの目の話はおもしろい!左右対称の像は同一と判断する。そんな認識方法で獲物が捕れるんだ・・・人間からするとこの変な方法、突然説明されてすぐ納得して問題解法につなげることができる小6生はその冷静さがすごい。人によっては不気味と感じるかもしれません。当方が誇る同僚に聞きましたら、人間の目は複雑すぎてすぐには利用できないので、たこの目をコンピューターの目に応用できるか検討しているそうです・・・へー・・・ 私には新知見
 数字根て何ですか?/留学生と交流会をする際の工夫/ 平凡
2017・9・13(水)
 適性検査2   9問あります。全体にどこかで見たことのあるような平凡な問題です。
 1    理科・平面てこのつりあい。2方向についてつりあっている状態を分析する。てんびん問題。
 問1・2 左右だけでなく、前後にも釣り合っていることを調べる。簡単。
 2    算数 数字根の問題。この数字根という分野、当方は全く知りませんでした。現代ではややこしい足し算等の検算に使う考えだそうです。ですが、見方を変えると出題されている通りに考えていけば合う、パズルです。何とかなります。
 3    社会 各地域の気候の特徴を知るために重要な「気温」と「降水量」をブラジル、エジプト、冬に雪がたくさん降る日本海側の町、の3つのどれかの気候の特徴を資料4から東京と比べて説明する。簡単。
 4    総合・企画 「留学生との交流会」のクラス代表をする際の、企画と、6年生全員に配る内容説明のプリントの立案問題。必ず出される企画立案問題です。
 さらに、のぶおのクラスで行う、留学生に「地域のお祭り」の説明をわかりやすく文章で説明するためにどのような工夫をするといいかを2点書く。
   
 
 11の倍数の見分け方/1年間の世界全体の総輸出額と総輸入額は同じではない!
2017・9・7(水)
 適性検査2   11問あります。立川の前年の問題と比べると気合いが入っています。そして、算数の傾向が似ています。立川は独自の方向性を見いだしたのか・・・と思いましたら、次の年から共同問題全面採用校になってしまいました。
 1    算数(場合分けと分数の基礎問題)・理科(鏡の解説でちょっとだけ)
 問1・2 同じ立川国際中で平成21年に出た適性Tの2番でこれと同じ図で問題スタート(立体アートと名付けた図)しています。ただし、その後は違う問題です。今回はボール4個とひご6本で作る三角すい模型と名付けています。おもしろいのカラーボールの色と分数を対応させて分数の計算をさせていることです。といっても分数計算そのものは簡単です。場合分けすると問1、8通り、問2は8通りの解があります。多いですね−。
 2    算数 11の倍数の利用。前年の数字根と似ていて、けっこうめんどうで、小学生の問題としては、当方が勝手に称する面問!一生懸命定義して解説してあるのですが、大変です。できないわけではないですが、達成感がない。なぜなら、昔から、11の倍数の確認は直接割った方が圧倒的に早いので!解いてみた当方も冷めた気持ちのまま解きました。立川のこの数論路線はもう3の倍数、4の倍数、9の倍数で実用性のある出題は出尽くしているのですから・・・。
   
 3    社会 日本・アメリカ・中国の貿易額の表を利用する問題。「1年間の世界全体の総輸出額と総輸入額にはどういう関係があるか。」という質問。ちょっと考えると差し引き同額のはず。とはいえ、そんな簡単なことなら出題しないかー・・・と迷ったのですが、ことさら何も思いつかず、解答を見ますと。
 関係、総輸出額より総輸入額の方が多い。 理由、輸出は商品を港で積み込むまでの費用だけですむが、輸入には相手国から運ぶ運賃や関税、通関手数料などを負担しなければならないから。とありました。当方、脱帽。そうなんですねー・・・通関手数料は小学生には無理ですね。大人である当方も貿易実務に関わったことがないため、今知ったのですから。
 
 4    総合・社会 平成25年現在での世界遺産の問題。富士山が文化遺産登録されたことが話のきっかけ。  
 問1 文化遺産が( ア )に多くあるのは、( イ )などのりゆうがあると考えられます。のアとイに言葉や文章を入れる問題。模範解答は アは 「西日本」 で イは 「かつての都があり、古くから文化が栄え歴史的に価値がある文化財が多い。」とあります。何かほかの組み合わせがあるとおもしろいですね。
 問2 自然遺産として登録されるのに必要なことを3つ書く。
 問3 富岡製糸場か鎌倉が文化遺産として登録されるための理由をそれぞれの地名と関わりのある言葉を入れて書く。おもしろい問題です。
 この年の立川国際中の問題は冒頭でも触れましたが、分数分野を無理矢理でも入れ込み、豆知識問題もあり、世界遺産の問題も暗記ではなく考えさせるように作られていた、良問だと感じました。この調子で立川中は適性3も出せばいいのですよ!それが都立10校のしのぎを削る競争につながるのですから・・・
個人の趣向でほぼ2年ごとに全都立中10校から選んだリスト内武蔵中問題言及版です。
 あくまで脳トレとして、Cタイプ(脳トレの宝庫)の訪問者さん向けに書いています。
 当方、パズル系の問題にはあまり興味がわきませんので、取り上げる頻度が少ない点はお許し下さい。
関係各方面の方々の冷たい視線はごもっとも。お平らに!順位は特につけていません。というか、もちろんつけられません。
1 立川国際中 2009年(H21)適性 問題1 2050年の日本の総人口グラフを書く。
 2050年の日本の人口割合のグラフを書く問題です。資料から答案に書き、形の違いからわかることを一つ書くのです。2050年がポイントです。今からおよそ30年(この問題出題時点では40年)後の日本の「未来の年表」を知ることになります。
2 立川国際中 2010年(H22) 適性 問題1 朗読劇−4羽目の子すずめも公園に向かって飛んだ!
 朗読劇の話し合いを記録した文章から舞台をイメージする問題。とてもユニークでしたので、とりあげました。ですが、この問題が解けない生徒さんは、イメージ喚起力が足りなさすぎかも・・・・
3 立川国際中 2011(H23)適性2 問題2 ハムとベーコンの差
 ハムとベーコンが何月によく売れているかを調べた資料から、売れ行き変化について気づいたことを書く問題!お中元とお歳暮によく売れるハムのせいか、8月と1月にベーコンが売れていない、ははーん・・・ということらしいです。いかにも都会の子向けの問題かも。
4 立川国際中 2011(H23)適性2 問題3 良い土とは・土の化学性と物理性
 土の化学性と物理性から良い土とは何かを考える問題。何と、冒頭で、「マイナスの荷電の大きい土は植物を育てるのに良い土だ」といきなり宣言しています。栄養素が電気的にプラスの性質があるのでマイナスの土だと栄養素を保持する能力が高くなるのだそう。この宣言でいきなり中学以上の問題が小学生でも何とかなる問題になる。「おもしろい問題」の幅が広がるので、この魔法はこれからも使ってくださるよう!