「白龍」
∞ひつくし
2006/10/22(日)15:22
では始めよう。日々の過ぎ行くものは早いものである。みな如何過ごしているか。貴方は貴方の最善の仕事を第一としていますか。え〜と・・なんていっていては困りものですね。貴方の今一番にすることそれは、私を直知直感し、全ての中に私を見、五感を研ぎ澄まし生きている、この瞬間を深く単純に味わうということでしたね。
どんなに日常が平凡に淡々と過ぎようとも、同じ日同じ瞬間に出会うことはできないのです。ただ貴方の思いがマンネリ化して、何時ものように目が覚め、何時ものように仕事場へまたは家事が始まる。そして、何も変わらない変化のない日々が続いてゆく。すっかり貴方はマンネリというデータのトリックに翻弄されたまま、何かよいこがないかなぁ〜っと、漠然に停滞した感情のおもむくまま生きているのかもしれない。
よいですか皆さん、貴方の人生は何かを待って生きることでしたか、幼いときには毎日がとても新鮮に、しかも一日という日がとても長いという感覚をもってはいなかったでしょうか。今はスピードの時代ともてはやされて、何十年も過ぎました。それはそれでよかったのですが、ただ貴方がたは特急便に乗り込み大切なものを見失ってまいりました。窓から見る、ゆったりとした情景、そのときを楽しむゆとり、あじわい、風を友とすることもなく、走馬灯のような風景をただせわしく行き過ぎてゆくのです。
貴方の心は豊かですか。豊かとは心のひだに貴方たくさんの思いをおりなしてゆくことです。そしてそれを日々の生活の場へ注ぎ込む時に貴方は一日というものを満喫することができるのです。貴方の今日も昨日と同じ、という意識のマンネリの壁をどうぞ根こそぎ破壊してください。人生とは日々変化の連続、地球しかり、全宇宙にしてしかり、私の中に止まっているものなどありはしないのです。貴方身体もそうではありませんか、心臓が止まることはありますか、細胞が固まることはありますか、もし止まったとすればその場においては死と表現することでしょう。ですから、貴方の一日、今を生きるという瞬間の奇跡の連続をもう一度認識していただき、「人生の主」となってほしいとおもいます。
たまにはTVなどを止め静かにときをあじわう習慣を作ってみてください。とても時間を長く感じることができるでしょう。ほのぼのする食卓の照明、恋をする虫たちの囁きもきこえてくるかもしれません。その中に私を垣間見ることもできるかもしれない。どうぞ秋の夜長も心の紅葉をあじわってください、私の心を・・・
では、またお会いしましょう。本物を愛する皆様へ・・・時を越えあなたであるあなたより。愛より
汝、諦めという言葉は私にはないと知りなさい