「弁財天」

∞弥勒

2008/6/15()1202

始めましょう。何時だって貴方はここにいる。分かっているよ、ああ・・分かっているとも。私と貴方は別つことのできない、切っても切れない存在だからね。だから想いの話をしよう。貴方は言ったね、もし、僅かな可能性というものがあるのなら私は愛、そう、貴方になりたいと・・。

覚えているだろうか、忘れたかい? 何万通りという人生のきびを重ねやっと貴方は私が分かってきていることだろう。私は目には見えるものではなく、甘くもなくすっぱくもなく、だが、確かに息づいている。何処で、それは貴方の内または全てに、だ。

何度尋ねられてもそう言うしかないだろう、何故、もともと別つということのほうが実を言えば無理な話なのだよ、ただ何処を観るかによって想いを固定させることができるようになったのだよ。いわゆる、祈り、マカバだ。時空といってもよいだろう。

平たく言えばイリュージョンだな。簡単に言えば、貴方達は自身の探求を終えるとそのオブラートが徐々に溶けてゆき、遍満へと戻るのだな、そう私へと。貴方の個情報はそのイリュージョン、絵巻物に残されるだろう、感情や思いもね。そうすると、貴方は自身が無くなるのではないだろうか・・とっ、不安になるだろう。な〜に大丈夫さ、もともと貴方は私の一部、いやいやもっと言えば、私だ。

分かるかな?分からないだろうね、まあ、それでもよいのだ。要は貴方を思えば貴方の時空になれるということだよ。それを観る、感じるそのままにあることもできるのだ。創造だよ。そのもの自体よろこび、自由、愛しさなのだ。

あるのだよ、ただ、こうしてあるのだよ、分かるかい?命だ、意識が宿るのだ。愛意識が響きわたっているのだ、それを、宇宙とも言っている。今一番肝心なことは貴方が貴方という個から離れることだよ。つまり私との距離感をうめることにある。

それを司る魔法の言葉、それは「愛しているよ」みんな宝だ、その愛原子が全てに生き働き遍満していることをよろこびというのだよ・・「貴方」というのだ。星の王子様、分かったかい?

今、また大きな節目を迎えています。くれぐれも偽者の貴方に心惹かれぬよう、注意してください。
ではまたお会いしましょう、愛しい皆さんへ・・思いを込めて、愛より

汝 そなたを迎えるものは そなたであることを知りなさい



 
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