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ちょっとはじめに |
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何の根拠もないのに健康を過信し
突然、進行性の乳がん宣告を
41歳の1999年12月に受けました。
がん保険にも入っていませんでした。
がん闘病記関係を読み漁りました。
ポジティブになるための本や癒し系の本も
研修講師、コーチング、カウンセリング等を
10数年もやってきたので必死に読みました。
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そして辿り着いたのは
「どうも世の中に出回っている闘病記関係は、お涙頂戴の夫婦愛か
妙なファイティング・スピリットを連ねたものばかりだ。
あるいは、肯定的になりましょうという本も
抽象的なことが多くて役に立たない」という思いでした。
そして自分のこの研修講師を10数年してきての感覚を
大事にしながら、希望と達観、そして不安で揺れる心も
併せ持って日々を生きていくことを書いていこうと思い、
HPとメルマガを2001年から素人状態で始めました。
といっても、当初パソコンはまったくできなくて、
そして今でもよくわからないままやっています。
やってみて、何か害があればやめればいいんだよね、
というくらいの気持ちでスタートしたことが、
新聞の取材や本の出版、各地での講演会、がん雑誌の連載と
様々な展開をみせていることに自分でも驚いています。
流れるところまで流れていきたいと思います。
そして生きれるところまで生きて、
色々なことを自分に体験させてやりたいです。
こんな私です。どうぞ、よろしくお願いします。
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